おいしいパンのしくみとしこみ

日々パンの謎を研究しつつ、プレゼントしたくなるような体に優しいお菓子やパンのレシピを綴ります

桜カスタードのさくらんぼタルト

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この時期に珍しい、山形県産のさくらんぼを苺と一緒にのせました。
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カスタードクリームには桜の花が入っていて、桜風味になっています。

花から実ができるから、桜と桜ん坊で親子みたいな…組み合わせだと思ったんですが。
調べてみたら、さくらんぼは桜の木にはならないらしいです(桜桃という木になる)。

でも風味は近い気がするので、とても美味しいタルトです。
桜の花は、塩漬けを塩抜きしてを使いましたが、かすかに残った塩気がすっきりした甘さのクリームにしてくれています。

フルーツタルトは、タルト生地とカスタードクリームの間に、アーモンドクリーム生地を焼きこむのが最強…と思っていましたが、案外アーモンドクリーム無しでも美味しい。
今回は、簡単に作れるタルト生地とカスタードクリームなので、時間がない時や手軽に作りたいときにオススメです。

<材料>(12㎝のタルト型2台分)
*タルト生地
 薄力粉 50g
 無塩バター 100g
 砂糖 30g
 牛乳 大さじ2~(生地の硬さで調整)

*桜カスタード
 卵黄 2個
 薄力粉 15g
 砂糖 35g
 牛乳 170g
 無塩バター 7g
 桜の塩漬け 10g

*デコレーション
 さくらんぼなど好みのフルーツ 適量
 イチゴやアンズのジャム 適量
 
<作り方>
下準備
*オーブンを180℃に温めておきます。
*桜の塩漬けは洗ってから水に1時間浸し、塩抜きをします。
 塩抜きができたら、細かく刻んでおきます。

タルト生地は全ての材料をボウルに入れて、指でバターを潰してすり混ぜます。
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バターの粒がなくなったら、牛乳を加え、ひとまとめにします。
伸ばして型に敷き込み、余分な生地を落とします。
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フォークで穴をあけ、180℃のオーブンで15分くらい、焼き色をみながら焼きます。
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焼けたら、冷ましておきます。

桜のカスタードは、材料を全て耐熱容器に入れます。
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よーくかき混ぜたら、レンジ(600W)で、4分かけます。
この時、1分毎に取り出し泡立て器でよくかき混ぜます。
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バターを加えてよくかき混ぜて溶かします。
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さらに、刻んだ桜の塩漬けを加えてまぜたらできあがり。
冷ましたタルト生地に流し込み、冷蔵庫で冷やします。
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デコレーション用のさくらんぼは、半分に切って種をとっておくと食べやすいです。
(けっこう手間のかかる作業ですが。)
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好きにデコレーションをし、レンジで溶かしたジャムを刷毛で塗ったら出来上がりです。
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