おいしいパンのしくみとしこみ

日々パンの謎を研究しつつ、プレゼントしたくなるような体に優しいお菓子やパンのレシピを綴ります

ハーブ入りのさっくりバンズパン

ディルやイタリアンパセリを練りこんだ、香りがとっても良いバンズ型のパンです。
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サンドイッチにした時歯切れがいいように、ハンバーガーバンズのようなさっくりふんわり食感にしました。
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ディルの香りがとっても好きなのですが、
スモークサーモンと組み合わせるとさらに美味しい。
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クリームチーズとアボカドも一緒に挟んだボリューミーなサンドです。

最近、朝ごはんに豪華なサンドイッチを作るのにハマっています。
朝ごはんも、1日に3回しかない食事のうちの1回なのだから満喫したい…
という欲張りな思いからです。

ちなみに使ったセルクルは、厚紙とアルミホイルで自作したものです。
厚紙をアルミホイルに巻いた後、輪っかにしてホッチキスでとめます。
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8個分作らなきゃいけなかったのですが、7個作ったらもう面倒でやめました。
1個はセルクル無しで焼きましたが、それでも綺麗に焼けたのでセルクルは無しでも大丈夫です。

<材料>
(小さめバンズ8個分)
強力粉 180g
薄力粉 100g
砂糖 18g
スキムミルク 12g
塩 5g
ドライイースト 3g
水 180~190g
バター 25g
好みのハーブ 適量

<作り方>
材料を全て合わせ、ホームベーカリーで捏ねます。
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手捏ねの場合は、20分程捏ねます。
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生地をボウルに移したら、冷蔵庫で一晩、あるいは30℃の暖かいところで1時間半、発酵させます。
(ホームベーカリーの発酵機能を使ってもいいです)
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およそ2.5倍まで膨らんだら一次発酵終了です。
目安は、指を生地に刺して穴を空け、穴の跡が小さくならなければOKです。
冷蔵庫でも発酵の場合は、冷蔵庫から出して常温にもどしてから1時間程置いておくとしっかり発酵します。

キャンパス生地やまな板などの上に出し、8等分に分割した後、ガスを抜きながら丸めます。
その後、乾燥しないように濡れ布巾をかけて15分間休ませます。
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休ませた後、もう一度丸めてから麺棒で延ばし8~9センチの円形にします。天板にクッキングシートを敷き、セルクルを並べ、生地を入れます。
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レンジ等の発酵機能で35~40℃で60分発酵させます。
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発酵したら、オーブンから出し、オーブンを200℃に温め始めます。
その間に、茶こしで強力粉をふります。(しなくてもOK)
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包丁等で、切り込みをいれます。(しなくてもOK)
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オーブンに入れて、10~12分焼きます。
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*薄力粉の配合量について
バーガーバンズのさっくり食感の作り方は、もともとは生地を弾力(グルテン膜)がなくなるまでよく捏ねて作りますが、近年の小麦粉は品質が良くなっててよく捏ねても弾力がなくなりにくいです。そこでグルテンが少ない薄力粉を多めに配合して作ってみました。

*生地を成型する時のポイント
薄力粉を多くすると生地がベタつき、手にくっつきやすく成型しづらいのですが、
しっとりさせるため水分も多めにしたので、さらにベタつく生地になってます。
手粉を多めに使うといいです。