紅茶とレモンのウィークエンド・シトロン
妊娠中の友達からのリクエスト、
きめ細やかでしっとりした、レモンのバターケーキです。
しゃりしゃりとした砂糖衣は甘酸っぱくて、爽やかなレモンの香り。
片方にはアレンジしてさらに紅茶の茶葉を入れました。
紅茶の深い香りがよく合って、少し大人な味です。
ウィークエンドの名前の由来は、
「週末のお出かけやピクニックに持って行って、大切な人達と一緒に食べたいケーキ」
なのだそう。
なんて楽しくて幸せそうな名前。
このケーキは日持ちもするし(1週間くらいは大丈夫)、
出来立てよりも、2~3日目がしっとり、口どけが良くなって食べ頃です。
それまでに食べきってしまいそうなら、多めに作るのがオススメ。
(美味しくできたら、ちょっとしたプレゼントにも良いですよ。)
なので、今回のレシピはパウンド型2本分にしています。
1本分なら、半量で作ってくださいね。
バターケーキは、材料を順に混ぜていくだけなので簡単で作りやすいですが、
美味しく作るにはいくつかコツが…↓
①バターをふわふわになるまで泡立てる。
電動ハンドミキサーで5分以上。
手動なら、白っぽくなって、こ…これがバター?て感じになるまで。
②卵を加える時、分離させない。
7回くらいに分けて少しずつ加え、混ぜすぎないと成功します。
でもリカバリーできるので、少しくらい分離しても大丈夫。
③小麦粉を加えてから混ぜすぎない。
均一になったらすぐ混ぜるのをやめる。
これさえ気をつければ、美味しいケーキができます。
<材料>(パウンド型2本分)
無塩バター 200g
砂糖 160~180g
(↑お好みで)
卵(M) 4個
薄力粉 200g
レモン皮 1個分
レモン果汁 大さじ2
紅茶の茶葉を加える場合は、ティーバッグ1袋分
*グラスアロー(砂糖衣)
粉砂糖 150g
レモン果汁 大さじ2
*飾り用レモン
レモン 1/2個
砂糖大さじ1
<作り方>
*バターと卵は冷蔵庫から出し、常温に置いておきます。
*パウンド型に、クッキングシートを敷いておきます。
*オーブンを170℃に温めておきます。
バターと砂糖を大きめのボウルに入れます。
電動ハンドミキサーか、泡立て器でバターが白っぽくふわふわになるまで泡立てます。
(電動ミキサーだと5分くらい)
別のボウルに卵を割り入れ、使っていたハンドミキサー(泡立て器)で均一になるまで良く混ぜます。
バターと砂糖のボウルに、少し加えます。
ハンドミキサー(泡立て器)で混ぜ、満遍なく卵をなじませ、
やや均一になればすぐに混ぜるのを止めます。
(余分に混ぜると分離するので注意)
これを繰り返して卵を混ぜていきます。
(7回くらいに分けて加える)
混ぜ終わった状態。
少しくらい分離していても大丈夫ですが、
明らかに分離してしまった場合は、
薄力粉大さじ2(分量内)を加えて良く混ぜると、分離が少し直ります。
薄力粉を加え、ゴムベラで切るように混ぜます。
まだ均一に混ざりきっていない状態で、レモンの皮とレモン果汁、紅茶の茶葉を加えさらに混ぜます。
型に半量ずつ流し、表面をならしてオーブンに入れ、170℃で45分程焼きます。
途中で焦げそうなら、アルミホイルをかぶせてください。
途中15分くらいたったら、一度出して中心に切り込みを入れると、キレイに割れます。
焼き上がったら冷まします。
表面を平らにしたい場合は、上の出ている部分を包丁で切り落とし、ひっくり返します。
(今回は上面の4辺も斜めに切り落としました)
飾り用のレモンを作ります。レモンの真ん中の部分をうすくスライスし、
レンジにかけれる容器に砂糖と一緒に入れ、レンジ600Wで3分加熱します。
バット等に広げて乾かしておきます。
(レモンのスライスじゃなくて、皮を細かく切ってもOK)
ケーキが冷めたら、グラスアローを作ります。
粉糖にレモン汁を加えて混ぜ、レンジ600Wに30秒ほどかけて、人肌くらいに温めます。
それをケーキの上から流し、ヘラやナイフでのばします。
(刷毛で塗ってもOKです。)
乾く前に、飾り用レモンをのせます。
今回は材料が少ないシンプルなレシピで、きめ細かい重めのケーキになっています。
もっとふんわりさせたい場合は、ベーキングパウダーを小さじ1加える
もっと口解けをよくしたい場合は、アーモンドプードルを40g加える
と、また食感が変わります。
ぜひ試してみてくださいね~