カヌレ型が無くても美味しい手作りカヌレ
お店で見つけると、つい買ってしまうカヌレ。
カヌレ型や糖蜜を使わないと作れないと思っていましたが、作ってみると意外に簡単でとっても美味しい!
チョコレートやアイシングでコーティングバージョンも。
カリっともちっとした食感も、口溶けの良さも、まさにお店で売っているカヌレー!
カヌレはレシピが様々ですが、作りやすくて失敗しにくいレシピにまとめたのでぜひご活用くださいませ。
材料は強力粉を使わず薄力粉のみ。
卵は卵黄だけではなく全卵なので、卵白が残って何かに使わなきゃ…
となりません。
ただ、生地を一晩冷蔵庫に寝かせる工程を省くと失敗するらしいので、
生地は最低でも5時間は寝かせてから焼いてくださいね~。
カヌレ型の代わりに使用した型はコレ↓。
耐熱温度が高く、サイズも気に入ったのでダイソーで購入しました。
他の紙型やアルミ型を使う場合は、耐熱温度に注意です。
(カヌレは高めの200℃で焼くので)
紙の型ではなく、ステンレスのプリン型とかでも大丈夫です。
むしろ手作りカヌレを頻繁に作り始めると、
使い捨ての紙の型より、
カヌレ型を買ってしまった方が経済的…という事実。
正統派のカヌレ型は銅製なのでめっちゃ高い(1個1000円とか)ですが、
安いステンレスやシリコン製のもあるみたいです~。
〈材料〉
(小さめの型13個分)
牛乳 250ml
バニラビーンズ 1/4本分
(↑なければバニラエッセンス数滴)
バター(加塩でも無塩でも) 13g
薄力粉 85g
砂糖 85g
卵 1個
ラム酒 20g
(↑子ども向けには牛乳で)
型に塗るバター 適量
〈作り方〉
※1日目
バニラビーンズは鞘を半分に切って種を取り出し、鍋に入れた牛乳に加えます。
(写真は2倍の量で作ってるので注意。)
牛乳が沸騰したら火を止め、冷ましておきます。
バターは鍋に入れ、焦がしバターを作ります。
(面倒な場合はレンジで溶かすだけでも良いです)
泡が小さくなって色づいてきたら火からおろします。
牛乳の鍋に加えておきます。
さらにラム酒も牛乳の鍋に加えておきます。
牛乳とバターとラム酒を合わせたもの(以下(A)とします)が60℃以下になったかを確認します。
(指を入れて、1~2秒なら触れるって感じの熱さ)
60℃以下になったら、他の材料と混ぜていきます。
大きめのボールに、薄力粉と砂糖を量り入れ、泡立て器で混ぜます。
そこに卵を割り入れ、(A)を1/3くらい加え混ぜます。
ある程度混ざったら、残りの(A)も加え均一になるまで混ぜます。
(バニラエッセンス使用の場合はここで加える)
ラップをして、冷蔵庫で一晩寝かせます。
(寝かせることで、焼いたときに膨らみすぎてしまうのをふせぎます)
※2日目
型に塗る用のバターを室温に置いておくか、レンジで少し温め、柔らかくします。
オーブンを200℃に温めはじめます。
あれば刷毛で、無ければ指で、型の内側全体にバターを多めに塗ります。
(刷毛の方が早く均一に塗れるのでオススメです。)
オーブンが温まったら、生地を冷蔵庫から出し、均一になるよう少し混ぜ、型の9分目まで流し入れます。
すぐにオーブンに入れ、50分~60分焼きます。
少し焦げているくらいがちょうど良い焼き加減です。
あら熱がとれたら、型から外し、焼きたてのカリっもちっをお楽しみくださいませ。